天川有夢さまへ

例えば孤独と言う闇だとしても

 

水辺で、一人でいた。

ただ、一人でいたかったんだ。

何かが胸の中にあって、誰にも見せたくなくって。

 

「あなたがしていることは正しいの?」

 

自分の中で自分に問われる。黒く深い言葉は、私の心を抉り取る。

痛いと叫んでも、その叫びは暗闇に響いて、ずっとずっと反響する。

受け止められない痛み、治すことすら出来ない傷。

 

「あなたがしていることは正しいの?」

 

どうしようもできない不快感は、どうしようも出来ないまま、胸で渦巻く。

私が、私に問い掛ける。

私がしようとすることは、正しいのか。

 

世界の破滅と、世界の創造。

 

同じ線上にある、黒と白。

 

「あなたがしていることは正しいの?」

 

 

向こうに、俺の知っている顔があった。先ほど、体調が悪いといっていたが、その横顔はとても暗い。

まるで、泣いているようだ。いや、実際に泣いているのか?

「る・・・」

声をかけようとしたが、その姿は・・・

とても、脆くて壊れそうだった。少し、声をかけただけでもぼろぼろに壊れそうなほど。

「・・・ルナ・・・」

 

間違っている、と思ったことは無い。けれど、けれど・・・

「怖いよ・・・」

いずれ来る、戦いの日。

私は、闘わなければならない。世界の破滅か、あるいは新たなる世界の創造か。

「何で、なの・・・」

何で父様は、こんな事をしたの?

何で父様は、こんな事を望んだの?

何で父様は、

    私を殺そうと、するの?

「怖いよ・・・怖いよ・・・」

誰か、誰か、誰か・・・と声をかけても、見せたくない。私の姿を、声を、全てを見せたくない。

 

「あなたがしている事は正しいの?」

 

「間違っている、はずがない。」

突然、背中から暖かな感触と声が響いた。いつも聞いてる、あの声。

「・・・リューク?!」

「一人で抱え込む必要もない、俺たちが、俺が・・・いる・・・」

その言葉は、胸の置くにあった何か冷たい塊を氷のように溶かしてくれた。

「お前だけじゃない・・・お前だけじゃない」

まるで、自分に言い聞かせるように。

「うん・・・うんっ・・・」

そうだね・・・そうなんだよね・・・

 

例え一人、夜の闇に潰されそうでも、せめて、せめて救いたい。

この手でつかめるものが少なくても、守れるものはあるはずだから。

 

「ずっと、そばにいる。」

 

 

あとがき

ゴメンナサイorzなんかリュー君のキャラがつかめてないどころか良くあるねたorz

うぅ、なんかもうちょっとなかったのでしょうか、私。ごめんなさいorz

そして!天川有夢さんっっお誕生日おめでとうございます!これからも小説&漫画のほう、頑張ってくださいね!