月読「なあ、何だこれ」
朱月「はっはっはー」
陽田「ふっふっふー」
月読「……気色悪い笑いをするな。で、結局何なんだよ」
朱月「月読よ、今日は何月何日だ?」
月読「は? ……四月一日」
陽田「そうよ、四月一日! つまり、エイプリールフール!」
朱月「そんなわけでドッキリ企画な訳だよ月読!」
月読「なんか、……楽しそうだな」
朱月「楽しいに決まってるじゃねぇか! なんてったって、俺が主人公なんだからさ!」
陽田「それにしても明るい夜維斗の設定に吹いたんだけど」
月読「むしろ自分で引いた」
朱月「え、試しに明るい月読設定やってみろよ」
***
月読「朱月! 陽田! 何か楽しそうなことやってるじゃねえか。俺もさ、一緒に便乗してもいいかっ!?」
月読「なあなあ、今日はどこのオカルト調査するんだ?! 俺、めっちゃ楽しみなんだけど!」
月読「朱月。言っとくけど、俺、お前の事ライバルだと思ってるぜ! 正々堂々、戦おうな」
月読「陽田ー!! 俺、お前が、好きだ―――――ッ!!!」
***
月読「とか?」
朱月「…………」
陽田「…………」
月読「おい、何だその沈黙」
陽田「うん、やっぱり夜維斗は夜維斗のままで良いわ」
朱月「月読はため息ついて面倒くさがってるぐらいがちょうど良いな」
月読「何か、すげー複雑な感じなんだけど…………」
***
朱月「そんなわけで……俺がオカ研の主人公になっちゃったりって言うのはエイプリールフールの企画だけでした! 一応主人公は月読だし」
月読「一応って何だ、それ……」
陽田「えー、むしろ主人公ってあたしじゃないの? 会長だし」
朱月「うーん、まあ一応、な。一応」
月読「別にどうでもいいんだけど……」
Happy April fool!
四月馬鹿に便乗してみました。引っかかってくれた人はありがとうございます!(笑)